12th 3月
2月TTcafeの報告
2.22(土) 中央区南本町「サラエ」にて開催
今回のTTカフェは板東正氏を講師に迎え、暖簾をテーマにざっくばらんにお話していただきました。
暖簾は日本独自に発達したもので「結界の美」と言われ起源は絵巻ものにも描かれていて古くは縄文時代頃だそうです。
平安時代には今の形になり、室町時代には家紋が入ってくるようになり江戸時代には定番のものになっていたようです。
暖簾の紋や色で職業がわかったそうです。特にとこ屋さんは派手な暖簾がかかっていたそうです。現在は職業に関係なく多様になっています。
種類も長暖簾、半暖簾、水引暖簾・・・花嫁暖簾といった地方独自のもの等たくさんあって驚きました。
最近よく目にするようになったグラフィック的な暖簾デザインや変わり暖簾、マンションの入口にかかってる暖簾等の写真資料もたくさん見せていただきました。
暖簾と古代信仰、五行説との関わりのお話は興味深いお話でした。
最後に先日坂東氏が北京で行われた北京外国語大学のイベントのお話も聞かせていただき、
中国の学生が日本の事をすごく勉強してるのに驚きました。
日常あまり意識してなかった暖簾にこんな歴史や背景がある事を知りまた暖簾を見る目がかわることと思います。
最後に板東様、おもしろい暖簾のお話ありがとうございました。
記:今井要
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